TANIランドリ
大学の体幹教育授業のコラージュ作品。
私は映像が生活を記録する、記憶を再現する一つの方法だと考えている。
私のインスピレーションは突然の出来事だ。ある日私はコンビニでLサイズの写真を印刷した後、ポケットに入れたまま取り出すのを忘れて、ズボンと一緒に洗濯機で洗った。
写真を取り出してみると、写真はすでに破れて、水に浸かって柔らかくなってしまった。私は人間の脳がまるで洗濯機のようだ。人間の記憶がこれらの写真のようと考える。自分自身が徐々に成長するにつれて、忘れ去られていくのだと感じている。
私は壁に洗濯機の形をした写真を貼り付けて、自分で正方形のカメラオブスクラで撮影した写真を水に浸して、裂いた後に乾かすことを考えている。当時の状況をシミュレートするためだ。
2023.12.26